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2010年10月3日日曜日

Google検索を翻訳ツールに!?

今日、amazon.co.jpから本が届いた。『翻訳に役立つGoogle活用テクニック』と『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』の2冊だ。
段ボール箱を開けて意外だったのが本の厚み。『翻訳に……』のほうが『映画を……』よりも分厚いのだろうと勝手に想像していたのだが、全くその逆。『映画の……』のほうが倍近く分厚い。
まぁ、そんなことはどうでもいい。とりあえず『翻訳に……』から読み始めたら、結構目からウロコ的な使い方が例示されていた。
最近、どうも英文でメールを書く機会が増えたので、「英文eメールの書き方」的な本を買ってみたり、英作文の本を買ってみたりしたが、どうもしっくりくる英文が書けない。関係代名詞や現在完了形をさりげなく使ってやろうかと思うのだが「ネイティブ的にどうなの?」というのが気になって使えない。そんなこと気にしなくてもどうやら意味は伝わっているようで、それなりに話は進むのだが、ブツ切れの短文をandやbutでつないで、とりあえず最後に"best regard"っていう英作文も、そろそろまずいような気がしてきた。
インターネットから適当な用法を探してみようという発想は誰にでもある。しかし、あるフレーズをGoogleで検索してみて、上位に表示されたからといって正しい表現というわけではない。膨大な検索結果から、自分の書きたい文章に似た文章を探し出し、文法的に正しいかどうかを検証してみたところで、やっぱりそれが適切な表現なのかどうかはわからない。では、どうすればいいのだろうか?
詳細はを読んでいただきたいが、簡単に言うと、検索結果に現れる個々のページに注目するのではなく、ヒットしたページ数に着目する。つまり、インターネットに対して「このような表現を普段使いますか?」というアンケートをかけるわけだ。
これはいろいろ応用できそうだ。
この本の中では、インターネット上の翻訳サイトから機械翻訳で得た英訳文をGoogle検索を使いながら自然な表現に直していく例が挙げられている。この手法を使いこなせば、十分自然な英文を書く事ができるかもしれない。
できれば、この手の本は常時携帯しておきたい。Kindleでいつでも読めるように電子書籍化されることを望む。

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