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2010年11月21日日曜日

ibus&Chrome問題解決

先日のブログに書いた、ibusを使うとChromeのフォームの入力時に不具合が起こるという話、最新のバージョンアップで解決されているようです。Ubuntuのアップデート・マネージャで一気に更新してしまったので、どのモジュールが原因だったのか全くわかりませんが、とにかく今は問題なく使えています。Gmailも快適に使えます。

「新規事業がうまくいかない理由」(坂本桂一:東洋経済新報社)

知人に薦められたので読んでみた。
紙は厚いし文字数は少ないので、小1時間で読み終えることができる。あとがきまで含めても167ページなので、何か新しいことを始めたいと思っているのならば、とりあえず読んでみるといいかもしれない。
内容は帯に書いてあるほど「型破り」というわけではない。そこそこの規模の会社なら新規事業への投資は、何かの形で経験しているだろうが、それにまつわるあるある話がわかりやすく整理されている。

2010年11月14日日曜日

組み合わせるとおもしろい。Googleのサービス、Google辞書と、Script Converter

Googleは正式に公開しているサービスの他に、時々「ん?」と思わせるようなサービスをこっそり公開していることがある。
大方は「まぁ、おもしろいかもしれないけど使わないだろう」というのものが多いが、そんな中に「あ、これ便利かも」というものが紛れ込んでいる。
Google辞書というサービス。さまざまな国の言葉で使える辞書といえばいいのだろうか。ある言語から英語、英語から別の言語へと、英語を間にはさめば、二十数種類の言語の単語を相互に調べることができる。

2010年11月8日月曜日

コンソール画面で日本語を表示&入力

最近、仕事でX windowを使わないミニLinux環境を構築した。その際、コンソール画面で日本語の表示・入力ができるよう設定したので報告する。基本システムにはDebian5.0を用いた。
まず、はじめに、Debian5.0をインストールする。
http://www.debian.org/index.ja.html から、安定版のisoイメージをダウンロードしてインストールディスクを作成する。
ネットワークインストールCDのisoイメージファイルは、サイズが小さくお手ごろ感が高かったのでこれを使った。
(参照:http://www.debian.org/CD/netinst/

2010年11月3日水曜日

IMをあえてibusからscimにしてみたら

Ubuntu10.10の標準のインプットメソッド(IM)はibusである。Google日本語入力mozcとの相性もよく使い易いのだが、残念ながらGoogle製webブラウザChromとの相性が微妙だ。
大方の作業では問題ないのだが、一部のフォームにテキスト入力しようとすると不具合が生じる。気持ちよく入力していて、おっ、この単語は前にも出てきたぞ、と思い、上の方にある単語をコピーするために、マウスでハイライトしてCtrl-Cを押した瞬間、その単語(コピー元)が消えてしまう。
また、テキスト入力欄の中で全文コピーしようとしてCtrl-Aを押した瞬間、一生懸命入力した全ての文字が消えてしまう。

「虐殺器官」(伊藤計劃:ハヤカワ文庫)

久々に、一気に最後まで読み切った。
いわゆる、ゼロ年代SFといわれる作品。
いろいろ賞を取った作品なので、読みたいとは思いながら、タイトルが放つ強烈な臭いに気圧されてなかなか手に取ることができなかった。
グロテスクな表現も多く、かなり好き嫌いが分かれる内容。
9.11以降、やたらと安易にテロや内戦の話を味付け程度に持ち出すSFが多いので、はじめは、ああ、またか、という感じだったが、読み進むにつれ、そういう作品とは全く違うものだとわかる。この小説はむしろ、人間の生死について正面から食いつこうとしている。安易に銃を持ち出して、簡単に人が死ぬ様をあたかもリアリティを高めるためのスパイスのように使っているものたちとは明らかに一線を画している。