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2011年2月7日月曜日

Send to Kindle 便利です。

Chrom拡張機能 Send to Kindle
Amazon DTP の日本語化はまだだが、Kindle3で読める日本語の本は着々と増えている。
例えば、「OnDeck(オン・デッキ)」という電子雑誌はKindle3用mobiデータがダウンロードできる。
内容は、電子出版に関連する内容だけだが、興味本位で読んでみるだけでも面白い。今のところは無料だ。
OnDeckのサイトには、USB経由でKindle3に転送する方法が書かれているが、@kindle.com あるいは、@free.kindle.com 経由の転送が、ケーブル接続の煩わしさがなく便利だ。
Amazon.com の、"Your Account > Manage Your Kindle" のページ、"Kindle E-mail Address" に書かれているアドレスに、mobiデータを添付したメールを送れば良い。ただし、"Your Kindle Approved E-mail List" の欄に送り側のeメールアドレスを登録しておく必要がある。
@kindle.com に送る場合は有料だが、3G経由で受け取れる。アドレスの @kindle.com の部分を @free.kindle.com に書き換えて送ると、無料だがWi-Fi経由でしか受け取れないので、外出中に自由に受け取るというわけにはいかない。ただ、PCから転送しようという場合には、Wi-Fi接続できる場合が多いので、@free.kindle.com で十分だろう。
また、"Your Personal Document Charge Limit" の欄で、3G経由の支払いの上限が設定できる。これ以上は @free.kindle.com に自動で転送される仕組みだ。有料サービスを使うつもりがなければ、$0.00 に設定しておけばいい。
また、このアドレスは、WebブラウザChromの拡張機能、Send to Kindle で使うことができる。
これを使えば、Web上の気になる情報をクリップしてKindleに転送することができる。とにかく気になれば、どんどんクリップしてKindleに転送しておいて、後でゆっくり読めばいい。
Web情報をクリップするのはEvernoteが便利だが、Evernoteにクリップするものと、Kindleにクリップするものを区別する必要がある。移動中にさっと目を通せるKindleにデータが収まっているのは便利だ。ただし、リフローが前提となって設計されているKindleで読むには文字情報が適している。
また、一度Kindleに入ってしまったデータを再編集するのは難しい。再利用を重視するならEvernote、頭に入れる方を重視するならKindleかもしれない。

また、メールでmobiデータを配信できるのだから、Amazon.comに頼らずとも、Kindleを対象とした電子書籍ビジネスが展開できそうだ。例えば、メルマガの仕組みを使えば、簡単に電子雑誌の配本ができそうだし、課金後に @kindle.com のアドレスにmobiデータを送る仕組みを作れば、勝手サイトでKindle向け書籍の販売ができそうだ。

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