「ゼロ年代SF傑作選」(ハヤカワ文庫)を読んだ。特別な理由があって読み始めたわけではない。
かなり前に、ロバート・F・ヤングの「九月は三十日あった」が読みたくて、この作品が収録されている「ジョナサンと宇宙クジラ」(ハヤカワ文庫)を買った。「九月は三十日あった」の主人公ダンビーの教師ロボットとの甘酸っぱい思い出を読んで、昔のSFはいいなぁ~と思った。
それから、その反動というか、逆に最近のSFってどんな感じなんだろう。そう思って、「虐殺器官」を含め、最近のSF小説というものをざっと読み漁っている。その中で、またスゴイ作品に出会った。
2010年12月25日土曜日
2010年12月23日木曜日
デジタル、1と0というメタファ
時刻:
19:06
昨日、久しぶりに会った知人と食事をした。
その雑談の中で、コンピュータの中のデータの塊を「ファイル」と言い始めたのはすごいという話になった。データの塊ごとに名前をつけて記憶させたものに、ファイルという実在のもののメタファを与えたのはすばらしいと思う。
コンピュータがグラフィカルな表現を強化して、画面のことをデスクトップ、過去にディレクトリと呼ばれていたものをフォルダと呼ぶようになった。そうやって、単なるデータの塊に与えられたメタファのみを意識していれば、デジタルデータの羅列をどう処理すべきかはOSが判断してくれるわけだ。
そうやって、パソコンはどんどん使いやすくなった。
その雑談の中で、コンピュータの中のデータの塊を「ファイル」と言い始めたのはすごいという話になった。データの塊ごとに名前をつけて記憶させたものに、ファイルという実在のもののメタファを与えたのはすばらしいと思う。
コンピュータがグラフィカルな表現を強化して、画面のことをデスクトップ、過去にディレクトリと呼ばれていたものをフォルダと呼ぶようになった。そうやって、単なるデータの塊に与えられたメタファのみを意識していれば、デジタルデータの羅列をどう処理すべきかはOSが判断してくれるわけだ。
そうやって、パソコンはどんどん使いやすくなった。
2010年12月18日土曜日
#projectitoh 「ハーモニー」読了。
時刻:
12:21
乙女チックである。「虐殺器官」の後に続けて読んだからだろうか、主人公が女性であることを割り引いて考えても、やはり乙女チックな内容に仕上がっているように感じる。
謎解きはふんだんに盛り込まれているが、主人公霧慧トァンが本質的に悩み苦しむ様は描かれていない。本当に悩み抜いた時間は物語の中からスッポリ抜け落ちていて、まるで、人生も世界も達観しているかのように大胆に振舞っている。
謎解きはふんだんに盛り込まれているが、主人公霧慧トァンが本質的に悩み苦しむ様は描かれていない。本当に悩み抜いた時間は物語の中からスッポリ抜け落ちていて、まるで、人生も世界も達観しているかのように大胆に振舞っている。
2010年12月5日日曜日
Ubuntuで日本語OCR
時刻:
16:58
ちょっとしたテストのために、本に掲載されているサンプルプログラムのソースが欲しくなった。もちろん、本に掲載されているのは紙に印刷されているソースコード。まえがきを読んでもあとがきを読んでも、ダウンロードする方法は載っていない。手で入力するか。とも、思ったが、面倒臭いことこの上ない。
こんなときOCRが使えれば便利なのだが……
こんなときOCRが使えれば便利なのだが……
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