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2011年2月6日日曜日

QT4触ってみる。

諸事情があって、少しばかり見栄えのするプログラムを書かなくてはいけなくなった。
ここ最近は、機械制御のプログラムを触ることが多かった。しかも、ほとんど誰かに書いてもらったプログラムをviエディタで一部編集して再コンパイルする程度。C言語なら昔にかなり使い込んだ覚えがあるので、構造体だポインタだなんてのは自由自在に使いこなす自信があるのだが、その勢いだけで一から手書きするのは、ウィンドウ一つ開くにも結構キツイ。
WindowsにしろLinuxにしろ、GUI環境はライブラリがオブジェクト指向になっているので、やはりオブジェクトがオブジェクトとして扱える処理系でないとつらい。
Eclipseは、一応インストールしてあるが、C++のコードを触るときの気の効いたエディタがわり。IDEとしての機能はろくに使ったことがない。
I/O関係のライブラリをCで作っておいて、Javaからコールしてごまかそうか、でも、VMのオーバーヘッドが気になる。などと、思いながら、Googleで"C++"だの"GUI"だの適当な単語を検索していたら、QTのページに行き着いた。
QTといえば、何年か前に携帯電話のGUIやLinuxザウルスのGUIで話題になっていた。
クロスプラットフォームのUI開発フレームワーク、気になったので、早速フリー版をダウンロードして試してみる。
これはかなりいいかもしれない。特に Qt Creator はいい。例えば、パーツ(ウィジェット)の中にWebkitまで入っているので、ちょっとしたWebブラウザなら、ほとんどコードを書くことなく30分ほどで作れてしまう。
しかも、QTのSIGNALとSLOTという考え方がシンプルで扱いやすい。
その昔、MS-DOSやUNIXコンソール端末でプログラムを作っていた時のことを考えると、今はあまりに恵まれている。
4、5万円出せばそこそこのノートPCが手に入って、OSも開発環境もワープロもゲームもみんな無料で手に入って、ネットワーク接続も定額制だからつなぎ放題。コンピュータでプログラムを組むという行為に及ぶまでのハードルが驚くほど低くなっている。しかも、簡単に見栄えのいい結果を出せるようになにもかもお膳立てされているわけだ。
早速Amazon.co.jpから「入門Qt4プログラミング」(オライリー・ジャパン)なる本を購入。もう少しQTの世界に踏み込んでみようと思う。

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